喪中はがきのいろは

喪中はがきは年賀欠礼の挨拶状ですので、必ずしも書く必要はございません。
弊社では、逝去した方の詳細を入れない文例もご用意いたしております。

一般的に、故人の年齢は数え年(享年)で記載します。
※数え年は、生まれた年を1歳とし、元旦を迎えるごとに1歳ずつ加えます。

亡くなった方を連名で書いても問題ございません。その場合は、続柄や姓などを明記し、受け取った人がわかるようにすると良いでしょう。

基本的に毎年年賀状を交換している方に出します。
しかし、故人とあまり関わりの無い会社付き合いの方には年賀状を出す場合もあります。

一親等(両親・配偶者・子・配偶者の両親)と二親等の兄弟姉妹まではほとんどの方が出されます。しかし、故人との関わりの深さやご本人の気持ちによってはこの場合に限りません。

私製はがきでも官製はがきでも問題ございませんが、私製はがきに印刷をして、弔事用の切手を貼るのが一般的です。 弊社では弔事用の切手もご用意いたしておりますので、よろしければ併せてご注文くださいませ。
※官製はがきをご希望の場合はご注文の際にお申し付けくださいませ。
(額面部分が胡蝶蘭のものをご用意いたします。)

年内に届くようであれば喪中はがきを出しても良いでしょう。
また、年が明けてから相手に喪中はがきが届いてしまうような時期であれば、年賀状をいただいた方に寒中見舞いを出すと良いです。

松の内(1月7日)が明けてから「寒中見舞い」を送るようにしましょう。

「喪中」は近親者が亡くなったときに遺族が身を慎むしきたりです。
基本的には法人が喪中ということは無いので、会社として年賀状を出して問題ありません。
しかし、同族会社の場合には、年賀欠礼を出す場合もあります。
12月前半までに取引先へ年賀欠礼の挨拶状を出しましょう。

差出人の代表(夫)から見た続柄を入れると良いです。
妻の親の場合は、「義父」「義母」「妻の父」「妻の母」などが続柄になります。受取った方が誤解なされないよう、故人の名前はフルネームでお書きになることをお勧めします。

喪中はがき（年賀欠礼）は、『自分』は身内に不幸がありましたので年始の挨拶を控えさせていただきます、ということを伝えるものですので、 この場合は送る相手が喪中であるかないかは関係なく出すべきとなります。